アメリカ・バイデン大統領は、大統領選から撤退して以降初めてハリス副大統領とそろって集会に臨み、薬の価格の引き下げなど主要な政策は、ハリス氏に引き継がれたとアピールした。バイデン大統領は糖尿病などに処方される10種類の薬の価格を、2016年から最大79%引き下げると強調。ハリス副大統領は、バイデン大統領の成果を称賛したうえで自身も国民のために戦うとする姿勢を示した。ハリス副大統領は「大手製薬会社が長年にわたり命を救う薬の価格をつり上げ、利益を上げるためにコストの何倍もの値段を請求してきた結果、何百万人もの国民が苦しんでいる。」と述べた。11月に大統領選挙に挑むハリス副大統領は、これとは別に公約となる経済政策を16日に発表する予定。