オーストラリアにあるカラウィンヤ国立公園。降水量は東京の5分の1以下。ビルビーはこうした荒野に暮らしている。カサンドラ博士と共に、ビルビーを探した。夜行性で絶滅が心配されるほど数が少ないため、姿を見るのは至難の業。ビルビーを見つけるも逃げられてしまった。明るくなってからビルビーを見かけた辺りを捜索。すると地面に穴がいくつも見つかった。ビルビーはあちこちに穴を掘り、昼間は地中のどこかに隠れているという。スタッフらは離れたばしょから操作できる岩カメラや自動撮影カメラを複数セットした。2日目の深夜、ビルビーが巣穴から姿を表した。ビルビーはウサギのように耳が長く、耳を頼りに危険を察知している。鼻先は尖っていてモグラそっくり。地面の振動やニオイを感知して地中の虫などを探し当てる。前足には頑丈な爪があり穴掘りが得意。ビルビーは1本の倒木を見つけ前足で表面を崩し始めた。するとシロアリが出てきた。シロアリはビルビーの大好物だった。ビルビーは舌を使いシロアリを食べていた。