25日にモスクワで行われたプーチン大統領とウィトコフ特使の4度目の会談について、ウシャコフ大統領補佐官はロシアとウクライナによる直接協議の再開も議論されたと明らかにした。プーチン大統領は今月21日、ウクライナとの二国間協議に前向きな姿勢を示しているが、アメリカが提案したロシア寄りの和平案を巡り、ウクライナとヨーロッパ各国は反発を強めている。こうした中、トランプ大統領は25日、フランシスコ教皇の葬儀に合わせたゼレンスキー大統領との会談については「可能」と述べるに留まった。クリミアをロシア領とする和平案を認めぬゼレンスキー氏について、トランプ大統領は「和平交渉に有害」だと批判していて、会談が実現するかは不透明。