ウクライナとロシアの和平案をめぐってアメリカも交えて行われた3か国の高官協議について、ウクライナ取材班の小野明良が解説。キーウの市民からは、協議を続けること自体は評価するものの期待していないといった冷めた声が聞かれる。トランプ大統領はプーチン大統領に肩入れしているとして、アメリカも信用できないという見方も広がっている。またロシア大統領府のウシャコフ補佐官が、プーチン大統領とゼレンスキー大統領との会談の可能性について発言。ゼレンスキー氏をモスクワに招待する、身の安全は保証するという挑発的なもの。こうしたことからウクライナは、ロシアは真剣に交渉する気はないとみている。それでもウクライナとしては停戦後の安全の保証といった議題で議論を詰め、首脳側の合意文書として発表するなど成果にしたい考え。ただ次の3か国協議では引き続き領土をめぐる問題が焦点。ウクライナはアメリカから安全の保証の約束と引き換えに領土の一部の割譲に応じるよう求められているとも伝えられている。
