進化した本や最新の本屋について、文芸評論家の三宅香帆さんが解説。著書「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」が新書大賞2025の大賞に選ばれた。この10年間で本屋は4000店舗が閉店した。出版物の推定販売額も1996年から半分以下になってしまっている。「国宝」の文庫本は帯が全面のサイズになっている。実際にこれで売り上げがアップしたということ。渋谷和宏さんは「普通はこんなにお金かけられない。売れてるからですよね」などとコメント。「口に関するアンケート」は63ページのミニ本。表紙の口を顔にあてた写真がSNSで流行っているという。タイパ重視の若者にヒットし、今21万部が売れているということ。本を読まない層に人気なのがショート作品。「GOAT」という文芸誌は様々なジャンルの作家がショート作品を乗せている雑誌。510円で買える。累計発行物う15万部の大ヒットとなっているということ。