きょう、都内で開かれた日本アラブ経済フォーラムで、北アフリカと中東の21の国が一堂に会し、日本と投資の拡大などをめぐり議論した。鉱物資源が豊富で人口増加に伴う経済成長が見込まれるグローバルサウス。アラブは、その代表的な地域の1つで日本が取り込みを狙う地域でもある。自動車部品の開発と製造を手がける矢崎総業は2000年にモロッコに初進出して以降、チュニジアやエジプトと製造拠点を拡充している。当初は安い労働力を求めて進出したというが、近年高い教育レベルの人材が増えていることから北アフリカを最先端の開発拠点にするべく投資を拡大させるという。