産業用無人ヘリコプターによる京都・松尾大社の森のデジタル化の作業。神社のデータに、空から計測した森のデータを重ね、3D映像を作り出していく。空からのデータが予想以上に精緻にとれたことがわかった。ヤマハ発動機はこうした事例を積み重ね、森のデジタル化の技術を高める計画。こうしたデータは伐採した木材を運び出す林道の整備などに役立てることもできる。日本では人工的に植えられた木の6割ほどが樹齢50年を超え、すでに利用できる時期だが伐採や搬出に費用がかかるため放置状態。空からの森のデジタル化が調査コストを抑え、こうした木材の活用につながると期待されている。