訪米の岸田総理が帰国、同行記者が読み解く成果と課題。深堀りポイント1は「中国を念頭に安全保障の連携強化 岸田総理も外交成果をアピール」。深堀りポイント2は「トランプ政権復活への”危機感”を口に…記者が注目 岸田総理の議会演説」。岸田総理は日米がいかなる未来を次の世代に残そうとしているのか米会議、米国民、世界に受けて伝えることができたと訪米の成果を強調した。特に強調した成果が中国を念頭においた連携強化だった。さらに日本、アメリカ、フィリピンの連携も強化させていくという。岸田総理の動きに中国は「重大な内政干渉」と避難。12日、中国外務省は在中国日本大使館の横地晃次席公使を呼び出し不満を表明した。経済面では、岸田総理は12日、トヨタの工場が建設中のノースカロライナ州を訪問し日本企業による雇用への貢献をアピールした。ただUSスチールの買収に難色を示している。中国について千々岩森生は「中国は強い相手は気にする。仲良くやりましょうじゃ済まない世界があって、中国が1歩出てきた時に口でいっても気にしない。なにか対抗措置をとって初めてリアクションがでてくるそういう国」などと話した。5月、日中韓の首脳会談が予定されている。
トランプ政権復活への危機感を口にした岸田総理の議会演説について解説。1つ目のポイントは、ウクライナ支援。トランプ氏は12日、マイク・ジョンソン下院議長と会談。ウクライナ支援は資金供与ではなく融資を検討しているという。岸田総理は「もしアメリカの支援がなかったらモスクワからの猛襲を受けた。ウクライナの希望はどれほど前についえてしまっていたことでしょう」と述べた。2つ目のポイントは自由と民主主義。アメリカ・ファーストを主張するトランプ氏に対し岸田総理は演説で「自由と民主主義という名の宇宙船で日本はアメリカの仲間の船員であることを誇りに思う」と自由と民主主義の価値を強調した。しかし核兵器のない世界への理解を訴え議会の反応が真っ二つになった。民主党席は総立ちで拍手したが、共和党席は静まり返っていたという。雇用の演説では共和党の方がリアクションが高かったという。
トランプ政権復活への危機感を口にした岸田総理の議会演説について解説。1つ目のポイントは、ウクライナ支援。トランプ氏は12日、マイク・ジョンソン下院議長と会談。ウクライナ支援は資金供与ではなく融資を検討しているという。岸田総理は「もしアメリカの支援がなかったらモスクワからの猛襲を受けた。ウクライナの希望はどれほど前についえてしまっていたことでしょう」と述べた。2つ目のポイントは自由と民主主義。アメリカ・ファーストを主張するトランプ氏に対し岸田総理は演説で「自由と民主主義という名の宇宙船で日本はアメリカの仲間の船員であることを誇りに思う」と自由と民主主義の価値を強調した。しかし核兵器のない世界への理解を訴え議会の反応が真っ二つになった。民主党席は総立ちで拍手したが、共和党席は静まり返っていたという。雇用の演説では共和党の方がリアクションが高かったという。