石破総理大臣は9日のテレビ番組で日米首脳会談で話し合われた日本製鉄によるアメリカのUSスチール買収計画について「単なる買収ではない。投資を行い、あくまでアメリカの会社であり続ける」と述べた。石破首相は番組で日本時間のきのう、ワシントンで行われた日米首脳会談について「いい結果になった」とした上で、トランプ大統領と「相性は合うと思う」と述べた。また、「かつてUSスチールは世界一の企業だった。日本に買収されて日本の会社になることにものすごく抵抗感がある」と指摘。その上で「単なる買収ではない。投資を行う」と強調し、「あくまでアメリカの会社であり続け、高い品質のものを作ることがトランプ大統領にしてみればすごく大事だ」と述べた。