現在ヨシタケシンスケさんの作品の世界観を楽しめる企画展が開かれている。会場には7500枚以上のイラストや絵本の原画、立体作品などが展示されている。会社員として働いていた頃のヨシタケさんは職場に馴染めず、想像を膨らませることで現実から逃れていたという。こうした中でイラスト集を自費出版すると、出版社の目に止まり絵本作家への道が拓けたそう。自身の不安と向き合う中で生まれた作品が多くの共感を呼び、人気絵本作家となったヨシタケさん。ヨシタケさんは今の辛さがこの先の幸せや楽しみにつながっていることはたくさんあり、世の中の捉え方の選択肢を置いていくのが自分にとっての絵本づくりなどと話した。