ミラノ・コルティナ五輪。前日パシュートで2400mを滑りきり本調子ではなかった高木美帆が、出場権は持つものの補欠登録だった500mに出場した。直前まで出場を迷っていたが、世界記録を持つ大本命の1500mでの金メダル奪取に向け出場を決意した。500mの持ちタイムが速くない高木は、15組中4組目と序盤のレースに登場した。高木は自己ベストに迫る37秒27で暫定1位になり、後続の結果を待った。そして自身のレースから11組待った約30分後、銅メダル獲得に高木は珍しく感情が爆発。ヨハンコーチに抱きつき、喜びを分かち合った。これで高木の五輪通算メダル数は、日本女子史上最多を更新する9個となった。
