鈴木しおり記者が解説。きょうのテーマ「海外でテロ・災害にあったらどうする?を考える」。きょうは9月11日、アメリカ同時多発テロ事件から24年。このテロでは日本人24人を含む2977人が亡くなった。現地では通信状態がかなり悪く安否状態がなかなか取れずに混乱した状態。フライトは数日間欠航となり、観光客は空港のターミナルなどに寝泊まりして再開を待つしか無かったという。外務省「海外法人緊急事態課」はテロ・災害の邦人被害多発で新設。これまでは有事対応が部署横断していた。体制を一元化して強化するとしている。危険情報のレベルをあげるかどうかを外務省が議論。重大な緊急事態が起きると外務省「海外緊急展開チーム」が現場に派遣される。このチームはテロ・災害対応の経験が豊富なメンバー。現地当局と連携し、日本人が安全に出国できるルートを確保する。具体的にはバスやチャーター機で送り届け、自衛隊機で集団退避。今年3月にミャンマーに派遣されている。外務省・白鳥さん、中村さんによると海外でテロ・災害にあったら、慌てて自力で出国は危険。二次被害の可能性もある。大使館からの最新情報を入手。落ち着いて行動を。インターネットがつながらないこともある。”事前に”滞在先情報を家族&外務省へ。一番伝えたいこと「有事こそ偽情報に注意!公式情報の確認を」。