熊本地震から10年。今週日本テレビの報道番組とNNN各局は「あす大災害、だとしたら?」をテーマに防災・減災を考える。きょうは災害時のデマ拡散への備えについて。10年前の熊本地震直後に拡散されたライオンが歩き回る画像。写真とともに「地震のせいでうちの近くの動物園からライオン放たれたんだが」との文章が投稿されたが、そのような事実はなかった。大災害が起きるとデマの拡散に注意が必要。能登北部に大雨特別警報が発表された際には、日本ではない場所で起きた水害とみられる画像が拡散された。過去に実際に起きた災害の映像が画像をあたかも“いま”起きているかのように見せるデマ投稿。また、存在しない住所・名前を記載し、助けを求めているかのように拡散を呼びかけるデマ投稿もあった。近年の生成AIの進化を悪用し、住宅地が広範囲に水没したかのような画像も拡散された。これらのデマ投稿の目的は「注目されたい」という愉快犯や金銭目的などがある。自治体・警察・消防・気象庁など公的な機関や大手報道機関の公式アカウントであるかどうかや、ウェブサイトを直接自分で確認するなどの対策が必要。また、SNSの場合はその投稿者の過去の投稿を確認することで「本当にその人が被災地に住んでいる人なのか」を確認することができる場合もある。また、デマの拡散などに手を貸してしまわないように拡散(リポスト)する前に「本当に正しい情報か?」を立ち止まって考える必要がある。
