発達性ディスレクシアの当事者の関口裕昭さんを取材、現在言語聴覚士として仕事をしドラマ「愛の、がっこう。」でラウールさんも話をしたということ。ドラマ第1話で高校教師の愛実がカヲルに念書を書かせるシーン、念書のお手本は関口裕昭さんが書いていた。実際に書いてもらい「消えないペンが嫌」という言葉もドラマで描かれ、書きやすいシャープペンをプレゼントするシーンとなった。劇中では読むことも苦手だと分かるシーンも描かれ、会話でのコミュニケーションはできるが文字を介す音読がスムーズにできずふざけてごまかす経験は関口さんにもあったことだという。読み書きが苦手なことで生活で困ることも多く、病院の問診票は書くこと、読むこともあるため奥さんに読んでもらったりしている。他には名前の漢字が読めない、駅名が読めず乗り換えに困る、字幕映画が見ることが困難など日常で不便を感じているという。関口さんは自身の経験を活かし読み書きが苦手な子どもを支援する言語聴覚士として活躍、「まずは知っていただくことが大事」などと話した。