TVでた蔵トップ>> キーワード

「ラストベルト」 のテレビ露出情報

アメリカ・バッファローで1901年に博覧会が行われて、そこで当時の大統領であるウィリアム・マッキンリーが殺された。犯人は工場労働者の男だ。五大湖周辺の工業都市は鉄鋼業が盛んになり、アメリカを世界一の工業国にした。そしてこの頃、自動車産業が盛んになり、生産量が増えて自動車が普及していった。自動車の街になったデトロイトには多くの人が集まったが、1929年に大恐慌が起こり、労働者の3人に1人が職を失った。1932年に経済再建を掲げてフランクリン・ルーズベルトが大統領になった。そして労働組合の結成が可能になり、ウォルター・ルーサーは労働者の権利を獲得するために動くようになった。
1936年に労働組合を認めないゼネラルモーターズにストライキを開始した。このことによって企業は大きなダメージを受け、ゼネラルモーターズは労働組合の設立を認めて賃上げも獲得した。その後はクライスラーでもストライキが発生し、労働契約にサインした。フォード・モーターも最終的に組合を認め段階的な賃上げにも応じることになった。
1939年に第二次世界大戦が開始された。ウォルター・ルーサーはフランクリン・ルーズベルト大統領と面会し、自動車工場の稼働してない組立ラインを活用し飛行機の生産を提言した。そして飛行機を作ることで多くの労働者に雇用をもたらした。1950年代になるとアメリカは繁栄を謳歌するようになり、労働者も賃金アップを獲得していった。ウォルター・ルーサーが率いるUAWはアメリカ大統領選挙にも影響力をもたらすようになっていた。ただ1970年に小型機が墜落し、ウォルター・ルーサーは62歳で死去したという。
自動車業界はその後は試練に見舞われるようになり、1973年には石油危機が起こり、大型車の売れ行きが低迷するようになった。そして日本は燃費の良い小型車をアメリカに次々に投入するようになり、日本車によって多くの労働者が職を失っていった。またアメリカ企業も安い労働力を求めて工場を移転させていった。労働者だけが取り残されることになり、そこからこの地がラストベルトと呼ばれることになった。その後、労働者からの支持を受けたロナルド・レーガン大統領が日本へ自主規制を求めるようになり、自動車メーカーは売り上げを回復していった。ただ工場では機械化が進んで労働者が救われることはなかったという。ラストベルトの製造業は凋落し、ゼネラルモーターズが経営破綻し、デトロイトも財政破綻した。
ただラストベルトの3つの州は大統領選挙で影響力を持ち続けており、この場所を制するものが大統領選挙を制すると言われている。ラストベルトの支持を受けたドナルド・トランプは大統領になった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年4月28日放送 15:10 - 16:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーンSPOTLIGHT
VTRを振り返りトーク。トランプ大統領は1期目の時新聞やテレビは伝統的メディアとして批判し、ネットなどを新興メディアとして優遇していた。トランプ政権のメディア戦略としてわざと洪水のように大量の情報をあふれさせ批判をかわす「フラッド・ザ・ゾーン戦略」でワシントン支局の西川篤俊記者もあまりの情報量に翌日の取材テーマですら絞りきれないと話している。

2025年4月8日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルフラッシュNEWS
日本製鉄のUSスチール買収提案を巡り、7日にトランプ大統領が再審査を行うようCFIUSに指示した。CFIUSは買収提案に安全保障上の懸念がないか再審査し、45日以内に報告書を提出するとしている。トランプ大統領はUSスチール買収について反対の姿勢だったが、再審査で買収阻止の決定が覆る可能性がある。

2025年3月7日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングけさ知っておきたい!NEWS検定
トランプ政権でヨーロッパやウクライナとの火種になる言動を繰り返し批判を浴びているバンス副大統領。アメリカとウクライナの首脳会談ではトランプ大統領に感謝の気持ちを伝えるようゼレンスキー大統領に4回も詰め寄った。バンス氏はオハイオ州の貧しい家庭の出身で、幼少期に両親が離婚。高校卒業後は海兵隊としてイラクに駐留していた時期もあったが、奨学金で大学へ進学すると人生が[…続きを読む]

2025年3月4日放送 10:05 - 10:55 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュース(ニュース)
トランプ大統領の関税措置発動へ。メキシコ、カナダからフェンタニルなどの薬物がアメリカに流入しているためだと強調していてさらなる対策の強化を促すねらいがあるとみられる。また、トランプ大統領は輸入品に高い関税をかけることで貿易赤字を是正するとともにアメリカ国内に製造業を回帰させると主張してきた。ラストベルト(さび付いた工業地帯)に多いみずからの支持者にアピールす[…続きを読む]

2024年12月28日放送 0:50 - 1:50 NHK総合
国際報道SPOT LIGHT INTERNATIONAL
今年6月に行われたヨーロッパ議会選挙では、EUに懐疑的な右派や極右政党が議席数を伸ばした。極右政党が大勝したフランスではマクロン大統領が国民議会を解散し選挙に打って出るも、大幅に議席を減らして政権基盤が不安定な状態になった。ドイツでは「極右」と批判される右派政党「ドイツのための選択肢」が議席を増やした。一方、米大統領選では「自国第一主義」を掲げるトランプ氏が[…続きを読む]

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.