最大で11連休というゴールデンウィーク。飛び石連休になっているため、休みが取りづらいという状況。おでかけや旅行で子どもが幼稚園・保育園・学校を休むことについての考えのアンケートでは34%が賛成、47%がどちらかというと賛成となっている。合わせると81%。2年前の同じ調査結果ではどちらかというと賛成を含むと69%だった。賛成派が増加、反対派が減少傾向だった。賛成派の意見として、親が土日休みではないなどがある。各家庭の考えが悩みどころ。教育現場では平日に学校を休んでも欠席扱いしないというラーケーションという制度がある。愛知県では2023年度から公立の小中高を対象に導入。去年の調査ですでに取得したが17.3%だった。江南市立古知野中学校では年に3日取得可能、前日までに申請、生徒が休む理由は必要なし。今年のGWもすでに申請されている。徳島県でも4月から県立学校を対象に子どもが学校公認で平日に休めるラーケーションを導入。県立の中学校や高校、特別支援学校など計47校市町村の小中学校にも採用を呼びかけている。後藤田正純知事は土日勤務で子どもと休みが合わない親はもちろん、各家庭の状況に合わせて利用してほしいとしている。ファンコミュニケーションズでは飛び石連休有給促進制度を導入。2016年から導入。今年のGWの制度利用率は約19%。岐阜県に本部がある未来工業では土日祝日に挟まれた平日、会社全体を休みにするオセロ休暇制度を導入している。