- 出演者
- 野村真季 島本真衣 松尾由美子 武隈喜一 菅原知弘 福岡良子 佐藤みのり
昨日政府は就職氷河期世代の支援に関する閣僚会議を実施。就職氷河期世代はバブル崩壊後の1990年代から2000年代の雇用環境の厳しい時期に就職活動を行った40代~50代のことを示す。令和の現代では就職事情は少子化と人手不足による学生優位の超売り手市場となっている。企業側は初任給を引き上げるなどの対応を行い、初任給が30万円を超える企業も出てきた。街の声ではこれが当たり前ではないよという学生に対する声や政府に対する「あの当時の若者を守らなかった」といった意見が聞かれた。2000万人ほどと推定される就職氷河期世代、老後の不安なども抱える中で政府はどう支援を進めるのか。
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就職氷河期世代の支援のための閣僚会議に参加した石破総理。処遇改善に取り組むよう呼びかけているという。就職氷河期世代は1993年から2004年頃に就職活動を行った世代で主に1970年から1982年頃の生まれ、現時点で43~55歳の世代を示す。この世代はバブルの崩壊などで雇用環境が厳しく就職が難しく、就職しても入社後の給与を低く抑えられていた。この年代は2000万人いるとされ、80万人が非正規や無職など支援が必要とされている。政府は2019年頃からこの世代を集中的に支援しているとし、石破総理は31万人の処遇改善など着実にせ成果があったとしつつも、現在も困難を抱えている人が大勢いるとした。政府はリスキリングの拡充雨や公務員や教員への積極的な採用活動、引きこもりの就労支援や社会参加の拡充、そして昨日の会議では就業機会の確保や資産形成・住宅確保の支援などが議題として挙がったという。専門家は就職氷河期世代は10年後に年金をもらう世代に差し掛かるが、非正規であると基礎年金のみで生活できない人も多くなり、今後生活保護制度の破綻も考えられると指摘。スタジオでは就職氷河期世代の苦労もあるがその下の世代も苦労は多く、実際に引きこもりと呼ばれる人は下の世代にもおり、世代を超えた支援が必要ではないかと指摘。また日本の企業が中途で人材が入ることを拒んでいたこと、そこに派遣法が加わり、犠牲になってきた世代ではないかと指摘。同一労働同一賃金は実態としてはうまくいっていないとした。また人が足りないところに人材を入らせるべきなのに実際のアクションが遅いといった意見が聞かれた。立憲民主党も就職氷河期世代に向けた法案を用意し、国民民主党は情報収集のためのYouTubeチャンネルを立ち上げたという。
オープニング。
今日からゴールデンウィークがスタート、最大で11連休ということもあり、国際線は出国のピークを迎えている。羽田空港には朝からチェックインカウンターに長蛇の列が出来るなど3万9000人が、成田空港では5万5500人が出国。全日空と日本航空はゴールデンウィーク中の予約が46万人としている。旅行先は欧州や東南アジアが人気となっている。
JR東海とJR東日本によれば新幹線の予約数は昨年と同程度。東海道新幹線ののぞみはほぼすべての列車で予約率100%となっている。
石破総理は連合主催のメーデー中央大会に出席。物価上昇に負けない賃上げを必ず実現する、としつつもトランプ関税に関して国内産業に大きな影響を及ぼしかねないとし、日米交渉で見直しを伝える方針を改めて明らかにした。
ある老人ホームで勤務する上野さん。働き始めて9年目になるという。介護職員の重要性は高齢化の進む日本では日に日に高まっているが賃金の低さゆえ離職する人も多く、深刻な人手不足になっていると指摘する。今年の春闘の地投げ率は平均して5.37%と高水準、しかし介護事業はその収入の大部分が介護報酬に基づいた公的な保険料と税金が収入のもとで、介護報酬が上がらない限り賃上げは困難だという。介護報酬は昨年9月に上昇したが、原則3年に一度のため、物価高などへの対応は難しい。このままでは社会基盤が崩れかねないという懸念もあると上野さんは話した。
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GW初日の今日は、北日本や関東を中心に、大気の状態が非常に不安定になる予想。明日は関東の天気も回復し、広くお出かけ日和となるでしょう。GW後半には気温が上昇し夏日のところが多くなる見通し。
鹿児島・阿久根市沖の海面に薄っすらと見える機体。旧日本軍最強と言われた「紫電改」が眠っている。近付くと見えてくるのがエンジン。紫電改は零戦の性能を上回り、米軍機と互角に渡り合ったという。引き上げを計画している市民団体が、専門家を招き海底で調査を行った。紫電改・林大尉機を引き揚げる会の肥本英輔代表は、映像を元にCGで全体を再現するとまだ機体の大部分が残っていることが分かった。旧日本軍の記録に基づくと、1945年4月、19機のB29に1機で交戦し、1機を撃墜後、海岸近くに不時着したと見られている。登場していた林喜重大尉は死亡した。肥本英輔代表は、絶対戦争状態に慣れてはいけないなどと語っていた。
フランシスコ教皇の葬儀が日本時間午後5時からバチカンで執り行われる。フランシスコ教皇の棺の一般公開には25日までの3日間で約25万人が訪問した。
GWがスタート。関東近郊の高速道路の現在の様子を紹介。東北道を見ると下りがちょっと詰まってきている。関越道をは東松山IC付近で17kmなどの渋滞となっている。NEXCO各社によると、下りのピークは5月3日、4日、上りのピークは5月3日~5日となっている。空の便は国際線はきょうが出国のピークで全日空、日本航空は約46万人が予約している。JR東海、JR東日本によると、新幹線の予約数は去年と同程度。
日本時間きのう、モスクワでアメリカのウィトコフ特使に笑顔で挨拶するロシアのプーチン大統領。約3時間前、モスクワ近郊でロシア軍の幹部が殺害された。ロシア当局は自動車に仕掛けられた手製爆弾が爆発したもので殺人事件として捜査を開始した。殺害されたのはヤロスラフ・モスカリク参謀次長。過去には和平交渉のロシア代表団のメンバーだった。3時間の会談についてロシア大統領府のウシャコフ外交政策顧問は、建設的かつ非常に有意義なものだった等と述べた。果して和平は実現するのだろうか?
スタジオに前駐ウクライナ特命全権大使の松田邦紀が登場。トランプ政権が迫る和平への踏絵。アメリカが提示したウクライナ和平案について見ていく。アメリカがウクライナ側に示した最終提案の詳細が報じられた。ロシア側にメリットがあると見られているのが、2014年に一方的に併合したクリミア半島のロシア承認を米国が法的に承認するというもの。一方、ウクライナ側のメリットはロシアが占領していたハルキウ州の一部の地域を返還するというもの。ザポリージャ原発はアメリカが運停止、ウクライナとロシア両国に電力を供給する。領土以外の条件を見ると、ウクライナはNATOに加盟しないと約束することなどがある。和平案はウィトコフ中東担当特使とプーチン大統領との会談後に起草されたものだとしていて、ロシア側の意向をくんだものではないとしている。さらにアメリカが示した和平案にはヨーロッパやウクライナの考え方とも大きな隔たりがあるという。ロイター通信によるとウクライナと欧州がアメリカに和平案の対案を示したという。
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松田邦紀は、このアメリカ主導の和平交渉についてゼレンスキー大統領はどう感じていると思うかと聞かれ、ゼレンスキー大統領は、大変難しい局面に立ち至っていると感じていると思う、などと語った。さらにいまは停戦と和平の交渉がごっちゃになってきている、全体としてみると必ずしも好ましい交渉の仕方ではないのではないかと指摘した。元モスクワ市局長の武隈喜一は、最初はトランプも停戦ということで話を始めたが途中から和平といっしょになって、アメリカが前のめりになっている気がするという。松田は、仲介者の立場は難しいということを理解する必要がある、仲介者の気持ちとしてなんとかまとめたい、まとめるときにより難しいことをいう人間、国の方に譲歩してしまうマインドセットになりがちだということがあるとした。
和平交渉とともにアメリカが合意を急いでいるのがウクライナとの鉱物資源協定。2月28日、ホワイトハウスで激しいやり取りが繰り広げられた米ウクライナ首脳会談。この異例の口論で決裂となったのが、ウクライナの鉱物資源の共同開発協定。フォーブス誌の試算では、ウクライナ全土の鉱物資源は総額約2100兆円。今週中にも成立の見通しだったが、ウクライナのマルチェンコ財務相は「解決すべき問題がまだ残っている 週内に最終決定することは絶対にない」と明言。アメリカがこの協定にこだわる背景には中国との貿易戦争が関係しているという。
日本時間午前6時すぎ、イタリアの空港に到着したトランプ大統領夫妻。第2次政権発足後、初めての外遊となった。フランシスコ教皇の葬儀が行われ多くの国家元首を含む160以上の外交団が参列するという。現地の最新情報は?
ピックアップNEWSのラインナップを紹介。今日から始まったGW。今年は飛び石連休となり遠出を避ける動きも出ている。注目のラーケーションとは?