米国大統領選挙で民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領は、選挙戦最後の週末となる2日、ともに勝敗のカギを握る激戦州・ノースカロライナ州を訪れ支持を訴えた。共和党のトランプ氏は、経済や不法移民などの問題に触れ、「インフレを終わらせ、大量の犯罪者の侵入を食い止める」と強調した。民主党のハリス氏は「私はトランプ氏と違って、異なる意見にも耳を傾ける」と主張し、トランプ氏の大統領としての資質を批判した。米国大統領選挙で勝敗を左右する激戦7州の支持率は、ほぼ互角で、5日の投開票を前に両陣営とも総力戦で最後の戦いに臨んでいる。