米国大統領選挙は3日、選挙戦最後の日曜日を迎え、民主党・ハリス副大統領と共和党・トランプ前大統領は、それぞれ勝敗を左右する激戦州で支持を訴えた。ハリス副大統領は中西部の激戦州の1つ、ミシガン州の教会で礼拝に参加し、「分裂や恐怖、混乱を乗り越え、新たな歴史をつくっていこう」と呼びかけた。一方、トランプ前大統領は、東部の激戦州ペンシルベニア州で集会を開き、「不法移民の流入を阻止し経済を回復させる」と支持を呼びかけた。現地メディアによると、これまでに有権者の3分の1に迫る7000万人以上が投票を済ませている。世論調査でハリス副大統領は48.3%、トランプ前大統領は48.4%と支持率は拮抗し激しい争いが続いている。