東京マラソンに3万6000人以上が参加した。レースは五輪連覇中のエリウド・キプチョゲが世界新記録ペースで走り、海外選手と日本選手の先頭集団が分かれる展開に。日本人で快走を見せたのは2022年世界選手権代表・西山雄介。西山は序盤、設定記録2時間5分50秒を上回るペースで走る。しかし19キロすぎに転倒。それでも西山は集団にくらいつく。27キロ過ぎ、西山は日本人トップに浮上。しかし30キロ地点で浦野雄平に抜かれる。33キロ過ぎ、西山は浦野を抜き再び日本人トップへ。さらに34キロ過ぎにはキプチョゲを抜いた。しかしその後ペースを落とした西山だが日本人トップでフィニッシュ。結果は2時間6分31秒で設定記録に41秒届かず。パリ五輪ラスト1枠は大迫傑が内定した。西山選手は涙で五輪出場を逃した悔しさを述べた。