競泳男子日本代表・本多灯を取材。東京五輪では銀メダルを獲得。今年2月には世界水泳ドーハ大会で日本人初の金メダルを獲得した。メダリストとして挑むことになる今回のパリ五輪。本多はこの3年間で変化したことがあるという。本多は「今まではおろそかにしていたアップなど、自分で理由をつけて行動するようになった」などと話す。本多が練習するプールは五輪を想定した設備で水中カメラが設置されるなどしている。キックが強みだという本多は、更にキックを進化させたという。本多は「競泳もチーム力が大切。レースに行く前に”頑張って”と声を掛けてもらえるだけで頑張ろうと思える」などと話した。施設の食堂で選手などに出される食事は栄養が管理されている。2度目の五輪、予選は日本時間の来週火曜から始まる。本多が目指すのは金メダル。目標タイムは1分51秒70だという。松田は本多について「世界選手権で足首を捻挫した。足の怪我の状況がどれほどトレーニングに影響があったのかが1つ心配ではある。ただ実践を積んで調子を上げてきているから日本記録を更新すれば金メダルもある」などとコメントした。