来春卒業の高校生の就職活動がきょう事実上スタートした。都内を中心につけ麺専門店を展開する会社では人手不足に対応するため来春から初任給を約5万円アップ。社員は店舗で経験を積み店長やマネージャーへのステップアップを目指せる。
都内の高校には幅広い業種の企業担当者が求人票をもって次々と訪問した。売り手市場が続く高校生の就職活動。ことし3月に高校を卒業した人の求人倍率は4.10倍と過去最高となった。一方で、高校卒業者の3年以内の離職率は38.4%(去年3月末時点)と大学卒業者より高い傾向にある。こうしたなか、定着に力を入れる企業も。建物の内装解体などを行う都内の会社は、3年前に高卒採用を開始したのにあわせて社員寮を導入。光熱費なども会社が負担していて定着につながっているという。
都内の高校には幅広い業種の企業担当者が求人票をもって次々と訪問した。売り手市場が続く高校生の就職活動。ことし3月に高校を卒業した人の求人倍率は4.10倍と過去最高となった。一方で、高校卒業者の3年以内の離職率は38.4%(去年3月末時点)と大学卒業者より高い傾向にある。こうしたなか、定着に力を入れる企業も。建物の内装解体などを行う都内の会社は、3年前に高卒採用を開始したのにあわせて社員寮を導入。光熱費なども会社が負担していて定着につながっているという。