1985年にジェイミーとリンは出会い、交際し結婚することとなったが、結婚式直前にリンは事故に遭い意識不明の重体となり一命は取り留めたが、意識は戻らず植物状態となってしまった。しかしジェイミーは決して諦めず来る日も来る日もリンに話し懸け続け、事故から7ヶ月後、リンの意識は戻った。それはまさに奇跡だった。しかし、リンはジェイミーに別れを告げたが、ジェイミーは2回目のプロポーズをした。リハビリを諦めそうになるリンをジェイミーが優しく支え続けた。そして奇跡的に事故から7年後に結婚式を挙げることが出来た。
そして2人の新婚生活が始まった。ジェイミーは郵便配達の仕事に励み、リンは左手1本で家事をこなしリハビリを行っていた。しかし思うように回復せず、リンから笑顔が消えていった。彼女に生きる喜びを感じてほしいとジェイミーはリンと一緒に走ることを目標とした。そして2人は大会に出場した。そして、結婚から4年で子どもが出来た。蒸す香椎出産だと分かっていたが、リンは産むことを決意した。そして女の子を無事出産した。家族が増え、ジェイミーの1日は多忙を極めた。そんな忙しい日々の中でも忙しい2人のマラソンは続いていた。親子3人で走り、大会にも3人で出場した。ところが、ジェイミーの膝には大きな負担が掛かっていた。最後にもう一度一緒に走りたいと思い、ジェイミーはボストンマラソンに出場することを決めた。