ルーマニアで井戸の中に3歳の男の子が落ちてしまった。使われなくなったため蓋がしてあったがこの日はなぜか蓋が外れていたため、誤って落ちてしまった。穴は直径約30センチ、深さ15メートルで男の子は引っかかりながらゆっくり落ちたとみられる。生存は確認されたものの、幅が狭く救助隊が入ることはできなかった。周りを掘って井戸ごと取り出す作戦が実行されたが、15時間が経過しても救助のめどはたたなかった。学校帰りに騒動を聞きつけて様子を見に来た14歳のクリスチャンくんが自ら助けに行きたいと志願。井戸の直径はクリスチャンくんが肩をすぼめてギリギリ入るサイズだった。作業員たちはクリスチャンくんにハーネスをつけ、慎重に降下させていった。無事救出に成功し、男の子に目立ったけがはなく意識もはっきりしていた。クリスチャンくんにはヒーロー・オブ・ザ・タウンの称号が贈られた。