パリ五輪の開会式前に一部競技スタートしている。スタジアムの外での開会式が初となり、およそ6キロのコースを各国の選手が船でパレードを行う。池谷さんは「観光ができる」などと、上地さんは「見ている方も楽しい」など話した。スタート地点は、フランスの英雄ナポレオンの勝利にちなんで名づけられたオステルリッツ橋。ここからおよそ6キロに渡りセーヌ川を下る。まず見えてくるのは、世界遺産・ノートルダム大聖堂。その先には、世界一との呼び声も高いルーブル美術館。セレモニーのクライマックスは、エッフェル塔。その手前には、開会式のセレモニーで使われるとみられるセットがある。詳細は明かされていないが、どんなアーティストがどんなパフォーマンスを行うのか注目。庭園ステージを抜け、さらに下っていくと、終着点イエナ橋に到着と伝えられた。パリでのオリンピックは、100年ぶり3度目の開催となる。今月26日~8月11日(現地時間)17日間で、32競技329種目、総勢1万人以上の選手が出場する。開会式では、85隻の船で登場するとのこと。船を降りたあとは、選手たちは開会式典が行われるトロカデロ広場へ。チュイルリー公園の巨大な球体が聖火台だと予定されている。