今年の猛暑がバラの出荷量に影響している。国内出荷量1位の愛知の生産地では、例年約350万本出荷しているバラが今年は約290万本と例年に比べ20%減少した。担当者は「例年以上の猛暑でハウスの空調も十分な効果が得られず、室内が暑くなりバラの生育が良くなかった」と話す。出荷量の減少によりバラ1本当たりの価格が約120円から約150円に値上がりしたバラもある。また都内のスーパーアキダイでは猛暑の影響でトマト、ネギ、レタス、ピーマンが値上がりしている。スーパーアキダイ・秋葉弘道社長は「ピーマンは過去一番高くなっている。今年は異常な暑さのため農家が野菜の作付けを遅らせた。さらに暑さで育ちが遅く品数が減って高騰している」という。