80歳の誕生日を迎えたトランプ大統領。誕生日にホワイトハウスで行われたのは総合格闘技の試合。この数時間前にはイランとの戦闘終結に向けた合意が成立したと発表した。今回はイラン側も認めており、イラン国営放送ではイランがアメリカに和平合意を受け入れさせたとしている。仲介役を担っていたパキスタンのシャリフ首相もSNSで、アメリカとイランとの間で和平合意が成立したと発表した。今週金曜日にはスイスで署名式が行われるとしており、その日をもってホルムズ海峡も解放されるという。原油市場は反応しWTI原油先物価格は急降下。日本市場も反応し、日経平均株価は6万9000円台と史上最高値を更新している。日本の石油元売り会社は、冷静な見極めが必要、ホルムズ海峡が開放されても完全に元通りにはならないと思っているとしている。今後の原油価格について炭化水素リサーチの柳本浩希代表取締役は、被害や減産の影響で、元の相場や供給体制に戻るには約3か月かかると指摘している。署名式のあとには60日間の交渉が行われるというが、最大の焦点はイランの核開発をめぐる落とし所。トランプ大統領はこれまでウランの濃縮活動の完全停止を求めてきたがイラン側は完全停止には簡単には応じないとみられる。イラン側はそもそもアメリカを信用していないと公言しており、軍は常に引き金を引く準備を整えていると警告している。一方トランプ大統領も、60日間の交渉で最終合意できなかった場合には攻撃を再開するとしている。またイスラエルも火種の1つで、イスラエル軍は新イラン組織がいるレバノンの占領地域から撤退しないとしており、イランからの攻撃があった場合は報復すると表明している。
