続いて訪れたのは城西浪漫館。大正時代に建てられ、病院として使われていた洋風建築。ここも芸術祭の会場となっている。江見正暢の「万華鏡」、ビアンカ・ボンディの「森林浴」を見学した。その後浪漫館内にあるカフェへ。江戸時代後期、津山藩は蘭学をいち早く取り入れた。蘭学者だった宇田川榕菴はコーヒ-に興味を持ち論文を残したと言われている。榕菴が残したスケッチを基に復元した缶を使ったコーヒーが販売されている。珈琲という字は榕菴が作成。豆も江戸時代にインドネシアから伝わったジャワアラビカとマンデリンのブレンドとなっている。