- 出演者
- 薬丸裕英 峰竜太 山田五郎 井ノ原快彦 中原みなみ 長谷川忍(シソンヌ) 伊沢拓司 神谷明采
オープニング映像。
東大のあるもうひとつの街、駒場東大前。駒場祭は来週開催。今回は目黒区駒場全域にスポットを当てる。
京王井の頭線・駒場東大前駅には東大生向けのアルバイト広告があり、学生たちは千里眼やル・ソルールといった人気店で腕を磨いている。
「ANEA CAFE 松見坂店」は大人気ドラマ「silent」のロケ地でもあり、日本近代文学館内にある「BUNDAN」では文豪ゆかりの一杯を楽しめる。
駒場農学校跡地にある駒場野公園にあるのは「ケルネル田んぼ」。農学校は東大農学部となり、本郷へと移転。田んぼは、池尻にある筑波大学附属駒場中・高等学校が管理している。
東大・駒場IIキャンパスには誰でも利用できる学食「食堂コマニ」があり、オーガニック野菜の具沢山豚汁定食を1200円で味わえる。150円追加でおにぎりも。
スタジオからは「ちゃんと美味しいのに交流の場にもなっていてすごいと思った」、「学生時代にお金が無かったときに近くの千里眼で日1食だけ食べて節約していた」などの話が出た。
青木理髪室は東大生に割引サービスを行っている理容室で、大正時代から続く老舗。店の初代は東大生にオシャレになってもらうためにトップを長めに残してサイドを短く刈り上げる東大生カットを考案した。
駒場東大前駅から徒歩1分にある和食店「りた」は看板を出さず住所も非公開で、紹介制かつ完全予約制となっている。店主の伊藤大輝さんは器をコレクションしていて、来店客はこの器のコレクションにも魅了されている。この時期のスペシャリテはカニクリームコロッケで、クリームは牡蠣をベースにベシャメルソースを再現していて、江戸時代の馬の目皿に乗って登場する。
駒場東大前駅はかつて駒場駅と東大前駅に分かれていて、距離が近すぎたため昭和40年に統合されて誕生した。駒場祭当時は普段停まらない急行も停車するようになる。
駒場東大前駅近くのベーカリー ル・ルソールはオーナーシェフがパリのメゾンカイザー本店で修行した経験があり、国産小麦など厳選した食材でパンを作っている。子供向けに作ったミルクフランスは子供の頃から本物を食べてほしいという食育の精神で開発され、この他自家製クリームを使用したピスタチオクリームも人気。
東大の有名サークル「駒場子ども会」。昭和38年創立の駒場子ども会は主に駒場の子どもたちと遊びに出かけるという東大のサークル。地元小学校の約半数の子どもが参加している。この日は生田緑地の科学館を一緒に見学。街で活躍するのは「東大襖クラブ」。駒場・本郷を拠点に一般家庭などの襖や障子を張り替える。1年生は先輩から襖貼りの技術を教わり、試験に合格すると晴れて本入部。襖クラブがやって来たのは本郷の老舗旅館。破れた襖を張り替えて欲しいという依頼に応える。そもそもは東大生のアルバイトとして誕生したサークルだが、現在は襖を張り替えたいという欲求が彼らの原動力。伊沢は所属していたギターサークルの1学年下にキタニタツヤがいると明かし、ライブのPAをやった事が一生の自慢だと話した。
第10位:大学入試センター。大学入学共通テストに関する業務を担っている。その出願の書類はこれまでここに郵送されていたが、来年度からは電子出願に切り替え。試験問題は大学の教員などが作成するそうだが、良質な試験問題を作成するために600名で議論を尽くしながら作成し、自分が問題作成に携わっていることは勤務先の同僚や家族にも明かせないという。
「出没!アド街ック天国」の番組宣伝。
第9位:菱田屋。明治41年(1908)に東大の仕出し店として創業。芸能人も東大生も通う。東京の定食屋さんの中でも屈指の人気店。特に魚に定評があり、マグロは有名卸しのやま幸から仕入れる。「本マグロの中トロと赤身定食(1980円)」を紹介。有名なのは「豚肉生姜焼き定食(1600円)」。代々伝わるタレに上質な肩ロース肉で衝撃的な旨さの電流を走らせる。ここから徒歩1分のところに菱田屋のメニューでお酒を飲める店を3年前にオープンさせた。菱田屋の5代目が力を注いで作った酒場。ここだけの新メニューも充実している。人気は中華出身の5代目が考案した「チャーシューエッグ(1050円)」。生姜焼きのタレをたっぷりかける。分厚いチャーシューと秘伝のタレが合う。
東京大学の駒場キャンパスは1号館と13号館が国の登録有形文化財。設計したのはどちらも東京帝国大学総長を務めた建築家・内田祥三。当時流行したスクラッチタイルがふんだんに使われている。
7位は美食エリア「松見坂」。ここにある「LUCKY ALEXANDER CHINA」の名物は「幸運黒酢豚」。薬丸によると餃子が有名だということ。松見坂下停留所前にある「松見坂たいやき」は4年前にオープンした店。たいやきのお腹にはあんずが忍んでいる。伊沢拓司によると中にりんごが入っている「カスタードクリーム」が美味しいとのこと。蕎麦屋なのに居酒屋として人気の「福島屋」。最近割り切って夜のみの営業に切り替えた。今年9月にオープンした「マツミサカバ」はロバート・馬場の店。「タイ風和牛モツ鍋」はタイに行ったときに食べて美味しかった食事を再現したメニューだという。会社に借金してまでこの物件を購入したということ。
6位「日本民藝館」。民藝運動の本拠として柳宗悦が昭和11年に開館した。宗悦を師と仰いた人間国宝・芹沢けい介の企画展示が来週20日まで開催中。本来は分業となる型絵染を芹沢は1人で手掛けていた。依頼品だという「繪本どんきほうて」は舞台がスペインから鎌倉時代の日本に置き換えられている。
5位「駒場東大前商店会」。精肉店「太田屋」の唐揚げは東大生の活力源でもある。昭和22年に雑貨店として創業し、後にパン屋になった「角屋」の人気商品は予約制の「アンパンマン」で、ジャムおじさんから公認を受けているということ。中はこしあん。去年オープンの「かめがや」は駄菓子屋さん。店主の亀ヶ谷さんは東大出身。学生時代は駒場子ども会に所属していた。子どもたちと亀ヶ谷さんは何でも話せる親友のよう。