- 出演者
- 薬丸裕英 峰竜太 山田五郎 井ノ原快彦 中原みなみ モーリー・ロバートソン 坂ノ上茜
オープニング映像。
新御徒町BEST20。20位:「新御徒町」影薄い問題。徒歩3分の箱義桐箱店も、徒歩10分の御徒町をトップに表記している。
新御徒町の特色はものづくりが盛んな街。御徒町と蔵前の名前をとって「カチクラ」。中心地の新御徒町にも至る所に小さなメーカーがあり高い技術を誇っている。Rinne.barは四年前にオープンした話題の店。この店ではものづくりをしながらお酒を楽しめるという。ドリンクとものづくりができるセットが定番。小物入れなどが作れる。材料は残酷から集めた廃材品など。
春日通り沿いにある人気カレー店はラッフルズカリー。インドの家庭で出されているカレーを日本人好みにの味に落とし込んだ。2種盛りカリーが人気で、小麦粉を使用せず辛さも控えめで、子供からお年寄りまでスルスルと美味しく味わえる。高菜と一緒に食べると美味しい。
萬屋酒舗は100年続く酒屋がガレージをオープンした角打ち。もつ煮込みのお酒がついたちょい呑みセットがある。ソロ活女子のススメにこの居酒屋の壁画が登場した。
新御徒町にある竹町公園などにはラジオ体操会場がある。そして朝になると夏休みでもないのに老若男女がラジオ体操をしていた。70年以上まえからこのスタイルで行っているという。松葉公園は戦争で中断していたラジオ体操中継が昭和27年に再開された場所。台東区は各町会でラジオ体操を実施。
モーリーは新御徒町に8年間住んでいたと答えたがよく仕事帰りにラジオ体操をしているのを見ていたという。
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- 新御徒町駅
新御徒町は昭和の風情漂う場所。末広会商店街はのんびりムード中に渋く味のある老舗が点在している。くすり浅野には大正9年に創業。93歳の薬剤師の浅野さんがいる。空襲時に黒きさんが指揮した消火活動で町会の家は一軒も燃えなかったという。
東上野コリアンタウンは都内屈指の焼き肉激戦区。新御徒町の名店は炭火焼肉 秘苑。地元で愛され41年。このお店の魅力は厚切り極上タン。またハネシタも人気。
昭和3年に建てられた小学校は今や若手クリエイターの育成施設になっている。台東デザイナーズビレッジは廃校になった小学校の教室を台東区がアトリエ店兼事務所として貸出。最大3年間入居できて家賃は3万円から。KANAE YAMASHITAというジュエリーブランドは今年に入居。足のリングのトゥリングを作るという。
明治41年に創業した神宮館は暦シリーズなどおなじみの本を出版。節分や彼岸などの行事や大安などの吉凶の暦カレンダー。また九星気学を基にした占いも。高島易断の創始者は実業家の高島嘉右衛門横浜のイギリス公使館や、ガス灯の設置など、街の発展に尽力し、横浜高島町の由来になった。出版社には一般のお客が運勢などを見てもらえるという。
新御徒町 BEST20の11位は天正。以前の建物も風情があってよかったが、老朽化のため2014年に建て替え。斬新なデザインで東京建築賞を受賞した。しかし三代目店主の渡邉典人さんは今年いっぱいでお店を閉めることになりましてと明かした。再開発のため10年で立ち退き閉店する予定。閉店前に味わっておきたいのが穴子の天ぷら。現在は夜営業だけ。
新御徒町 BEST20の10位は、篠原まるよし風鈴。日本で2番目に古い商店街である佐竹商店街にある、日本に2軒のみの江戸風鈴の工房。篠原孝通は、冬も夏のために作らないといけないので結局年中忙しいと話していた。
新御徒町 BEST20の9位は、町中華。ものづくりで忙しい職人さんたちがよく出前をたのんでいたことから今もたくさん残っていると言われる。昭和38年創業の十八番の名物はサンラータンメン。味の幸楽で注文を見ると、半ナシゴレンを注文していた。小林賢吉81歳に聞くと、本物のナシゴレンを見たことも食べたこともないという。味の決め手はケチャップベースのピリ辛ベース。
新御徒町 BEST20の8位は、都立白鷗高等学校・附属中学校。2005年に都立初の中高一貫校として附属中学校が開校。卒業生には多くのプロ棋士を輩出している。藤井聡太四段の連勝をとめた佐々木勇気五段もOB。
新御徒町 BEST20の7位は、大心堂雷おこし。明治30年の創業以来、雷おこし一筋。看板商品は特選おこし「古代」。台東区駒形の名フレンチ ナベノイズムでは、アミューズに古代を使用。
この町の住民の多くは祭り好き。今回のエリアには二つの祭りがあり、駅の西側には「下谷神社太祭」があり東側には「鳥越祭」がある。祭りのない9月はというと墨田区に神輿を担ぎに行くとのこと。9月のある日に「てっぱん花道」を覗いてみると、鳥越神社の氏子である小島二丁目東睦会のみなさんが例会の真っ最中であった。
新御徒町で話題なのが、佐竹商店街にある「Kotaro Hasegawa down town cuisine」というお店。グルメな著名人も来店しており、2カ月先まで予約で満席だという。この町が地元のオーナーシェフ・長谷川幸太郎さんは南仏の星付きレストラン「ル・ジャルダン・デ・サンス」で修業。フランス料理の世界大会に日本代表として2度出場した凄腕シェフである。下町らしさを演出するためフレンチながらあえて和皿を使っており、洗練された料理と見事に調和。