- 出演者
- 薬丸裕英 峰竜太 山田五郎 井ノ原快彦 中原みなみ モーリー・ロバートソン 坂ノ上茜
ものづくりが盛んなこの町でよく見かけるのが製作所と名のついた町工場。路地裏に構える昭和初期創業の「檜山製作所」は小さな工房に様々な機械があり主にキーホルダーやバッジなどの金属を加工する会社である。またフジ製作所ではファイルや手帳カバーなどを製造しており、型取りから箔押しまで作業は自社でコンプリートしている。今回はオリジナルのファイルを作ってもらい、スタジオで紹介。金の番組ロゴが箔押しで入っており欲しいと話した。さらに古い腕章を見かねて新しい腕章を作ってくれた。
この町のものづくりの根幹にあるのが革小物のメーカー。財布メーカーの野村製作所はこれまではOEMで財布を作ってきたがおととしから自社のオリジナル商品を製作し、高評価を得ている。江戸時代にこの町にはキセルの革袋を作る職人が多数存在し、次第に財布などの製作に移り変わったという。山藤も元々はキセルの革袋などのメーカーだったが現在は財布やかばんなどを製造・販売している。プラタナスの樹皮を革にプレスしたオリジナル商品が好評である。さらにキャンピングトレーラーを使い昨年から移動販売をスタートした。来週は台東区地域コミュニティイベント「てん」に出店予定となる。
ハンカチのお店などその道を極めた老舗もこの町の顔である。「箱義桐箱店」は300種類以上の桐箱を揃える専門店。富士山が世界遺産に登録されたときは、関連グッズ用の桐箱が大人気だった。今は金の価格が上がっているので小判入れの桐箱が売れているという。「坂井砥石」は砥石&包丁の専門店であり京都から仕入れた貴重な天然砥石ばかりである。包丁は「一竿子忠綱」のみでありこの包丁の研ぎ方を極めるべく、四代目は製造元で修業したという。うなぎの名店「やしま」の店主も坂井砥石の包丁が良き相棒となっていた。包丁の切れ味はうなぎの味にも大きく影響し、ものづくりの町が江戸の美味しい名物を支えている。
新御徒町 BEST20の1位は、佐竹商店街。秋田藩 佐竹家の武家屋敷があったことが名の由来。現在は330mのアーケードに約50店舗が並ぶ。そんな商店街では、元SMAPの中居くんを観たなど芸能人の目撃情報があるなど、15年で50本以上の映画・ドラマで使用されてきた。今年話題になったドラマ「不適切にもほどがある!」では、純子とムッチ先輩の出会いのシーンなどで登場。日用品の店・池田屋は、高畑充希と志尊淳のドラマの舞台に商店街の会長でもある四代目の池田正俊さんは、志尊淳さんのファンが良く来て写真を撮っていたと語っていた。
出没!アド街ック天国の次回予告。