北朝鮮のミサイルに対抗する切り札として日本がレールガンと呼ばれる大砲の開発を進めている。今週月曜日、新型ICBMの火星18の発射実験を行い、着々とミサイルの開発を進める北朝鮮。その脅威が高まる中、日本がミサイル防衛の要として開発を進めているのがレールガン。防衛装備庁は世界初のレールガンの洋上射撃試験を実施したと10月に発表。レールガンは火薬を使わず、2本のレールに電気を通し強い電磁力により秒速2キロ以上の超音速で弾丸を発射することが可能だという。射程は200キロと長いのも特徴。レールガンについて当時の松野官房長官は「ゲームチェンジャーとなりうる最先端技術」としていた。レールガンの開発はアメリカが先行していたが、事実上開発がストップしている。こうした中、中国の研究チームがレールガンで連続120発の発射に成功したと報じられた。開発を断念したアメリカを中国が上回ったとアピールした形。レールガンは日本ではいつ実用化されるのか。専門家は2035年前後に実戦配備することを考えているのではないかと推察した。