木原防衛大臣は、就任後はじめてワシントンを訪れた。アメリカのシンクタンクCSISの日本部長など、日米の安全保障を研究している5人の有識者と意見交換を行った。木原大臣は厳しい安全保障環境を踏まえ、日米同盟の重要性について発信を強化していく必要があると強調した。また、日本が進めている防衛力の抜本的な強化の取り組みを説明した。有識者からは、北朝鮮に対し韓国を含めた3か国で連携し対応していることを評価する意見や、中国の軍事動向を踏まえ日米同盟による抑止力を強化する必要があるといった指摘が出された。木原大臣は日本時間の明日、オースティン国防長官と初めて対面で会談する予定。