ロイヤルホストなどを展開するロイヤルホールディングスは、きのう今年の春闘で組合側と妥結し、正社員約1850人を対象に去年を上回る平均7.2%の賃上げを行う。この中には組合からの要求額を5000円上回る月額1万5000円のベースアップが含まれ、ベースアップの幅は組合が結成された1991年以降で最も高いという。この他に店長・料理長への役職手当の増額なども含まれ、会社は”外食産業では人手不足が厳しさを増していて人材確保・働く環境の整備は最大の課題と認識”としている。また、丸亀製麺などを展開するトリドールホールディングスは、おととい組合側と妥結し、本社・グループの店舗などで働く正社員約1550人を対象に組合の要求を上回る過去最高の平均10%の賃上げを行うという。