クライミング男子ボルダー&リード決勝では五輪初出場の高校3年生の安楽宙斗選手が登場。ボルダーは制限時間内に4つの課題に挑戦し、到達箇所によってポイントが与えられる。長いリーチを生かしテンポのいい登りを見せた。リードは制限時間内に高さ15mの壁を1回でどこまで登れるかを競う。安楽は2位に浮上し、銀メダル以上を確定させた。日本男子で初めて表彰台に上がった。安楽選手は「いろいろ頑張って目指した五輪2位という結果。喜びと、1位で決めきれなかったなっていう悔しさのほうが、もちろん大きい」「ロサンゼルス五輪はもちろん出たいだが、4年後、4年間ずっと日本のトップに、世界のトップに立ち続けること、すごい大変だと思うの。出られるか分からないが、もちろん出たい」。