ドジャースの大谷翔平選手が移籍後初のオープン戦に出場し、初アーチを描いた3打席11球を見せる。2番指名打者で177日ぶりに試合出場した大谷選手は第1打席で2球目を空振りし、3球目をファウルとして追い込まれ、移籍後の初打席は見逃し三振で終わった。第2打席はノーアウト一塁三塁で回ってきて、初球を積極的に打ちセカンドゴロでダブルプレーとなったが三塁ランナーが生還し同点に追いついた。第3打席ツーアウト一塁で打席に入ると、1球目から積極的に振っていき、2・3球目の際どいボールを見極め、4球目の空振りのあと5球目のボールを見送った6球目で逆方向レフトに打ち上げ、順調な調整ぶりを印象付けた。川崎さんは4球目の空振りについて、空振りがバッターにとって一番負担になるので不安なく振れていたのはホッとしたとコメントし、逆方向レフトに入るホームランは普通のバッターじゃ考えられないなどと語った。