水曜日は、6年間慣れ親しんだ古巣エンゼル・スタジアムに、公式戦初めて帰ってきた大谷。試合前に向かった先は、エンゼルス時代にもルーティンを繰り返したレフト側の外野フェンスを使って壁当てを行った。かつてのホームスタジアムで変わった場所は、球場の外壁に飾られている写真。一番左は現在トラウトに変更されていた。ただエンゼルスにとって大谷は特別なようで、レジェンドとして描かれていた。さらに球団SNSには、大谷の二刀流での活躍や数々の受章など6年間の思い出がまとめられ、最後にはガッツポーズする大谷の横に「ありがとう」の文字がある動画が投稿された。この日も1番DHで出場した大谷。打席に向かうと、スクリーンにエンゼルス時代の写真と「おかえりショウヘイ オオタニ」の文字。第1打席はヒットにはならなかったが、ファンからは歓声が送られた。第2打席でタイムリー3ベースヒットを放ちいつものヒップロックをしようとすると、元チームメイトのレンドンから邪魔される場面もあった。延長線で再び打席に立つも申告敬遠。試合後、大谷は「きょうここでプレーできたというのが自分にとって大きなことだった」などと話した。