ドジャース・大谷翔平選手ミスタージューンと呼ばれている。直近10試合、16打数、8HR、打率4割4分4厘。6月が強い理由について大谷選手は「シーズンに慣れてくるころ。良い所、悪い所を改善しながら、ちょうど波が来やすいのかな」とコメント。スポーツニッポン・柳原直之記者は「ピッチャーの速い球、遅い球に対し、球種にあわせたバッティングが出来ている。技術面が確実に向上しているのではないか」と指摘。日本時間今月26日に放った24号ホームランは、球速約117km/h、スローカーブ。今月27日の25号ホームランは、球速約146km/h、カットボール。今シーズン新たな工夫を取り入れている。クリケットのバットを使い、ボールを面で捉える練習を行っていた。打席にバットを置き、同じ位置で構えを固定している。柳原直之記者は「コーチのアドバイスを受け入れたり、自分のアイデアも入れて、引き出しが増えてきている。1番打者になったことでより責任感が強く、集中できている印象」とコメント。大谷選手は現在、打率3割2分2厘(1位)、ホームラン25本(1位)、打点61(3位)。三冠王が射程圏内に入っている。