前人未到の50−50へまた一歩近づいた。敵地・マーリンズ戦に1番指名打者で出場した大谷翔平は、3回の第2打席、内角低めのスライダーを振り抜くと、ライトスタンド上段に飛び込む圧巻の48号ホームラン。走り出す必要もない確信弾で、史上初の48本塁打48盗塁に到達した。この1発でメジャー通算219本塁打とし、アジア出身選手では単独最多に。ドジャースのシーズン最多本塁打記録にもあと1本に迫った。ナリーグホームラン王をほぼ確実としている大谷は、打点でも再びリーグトップを奪還。自身初の打点王、さらに松井秀喜が持つ日本人選手最多の116打点も見えてきた。