ドジャースとパドレス、勝ったほうがリーグ優勝決定シリーズに進む大一番とありチケットは完売。ドジャースの先発は山本由伸。第1戦では3回を投げ5失点。試合後、ロバーツ監督は「配球を読まれたのでは?」などと指摘。問題は解決したと自信をもって送り出した。パドレスの先発はダルビッシュ有。第2戦では大谷を3打席完璧に抑え込むなど7回1失点で勝利投手に。2勝2敗で迎えた最終決戦。ポストシーズン史上初日本人投手の先発対決となった。両チームのスターティングメンバーは、ドジャースは大谷が1番DH。怪我で欠場していたフリーマンが3番に復帰。パドレスは第4戦と同じラインナップ。第5戦はドジャー・スタジアムで行われた。1回、山本は三者凡退で抑え、そのウラでダルビッシュが大谷を空振り三振。2回裏にK.ヘルナンデスが初球を捉え先制。その後、山本は5回2安打無失点と好投しマウンドを降りた。3回以降、ダルビッシュも1人もランナーを許さず好投。7回にT.ヘルナンデスにソロHRを打たれた。ダルビッシュは7回途中で降板。ドジャースが2-0で勝利。3年ぶりリーグ優勝決定シリーズに進出。ドジャースの勝利に地元ロサンゼルスは歓喜に包まれた。メジャー1年目にしてポストシーズン初勝利をあげた山本は試合後の会見で「きょういいピッチングができたのはチームメートのみなさんのおかげ」などとコメント。敗退が決まったダルビッシュは「悔しい。ここでオフシーズンに入るのは実感がない」などとコメント。試合後にはシャンパンファイトも行われた。大谷と山本が記念撮影をする場面もあった。大谷は山本のピッチングについて「相手を寄せ付けない圧倒的なピッチングだった」などとコメント。