今回のちいかわコラボも多くの店で販売を終了したという。需要の裏に転売ありで、これまでも度々問題となってきた。2020年のコロナ禍では、1箱50枚入り40箱を50万円で転売されていた。今年3月東京ドームで行われたカブスとドジャースの日本での開幕戦で、あるチケットサイトでは200万円もの値段がついているものもあったという。大阪・関西万博の中で特に人気のイタリア館の入場予約の権利は本来無料だが、フリマサイトでは高いもので5000円で転売され大きな問題となっている。2019年に施行されたチケット不正転売禁止法では、主催者が同意しない有償での譲渡、販売価格を超える金額での転売行為を禁止している。違反した場合は1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金又はその両方を科すとされている。法律で規制されているのは現状チケットだけ。他のものだと売買を自由にできるのが原則なので、法律で規制するのは難しいという。だが個数制限のあるものを何個も買う行為は詐欺罪にあたることもあるという。