今日の大谷翔平の成績。1番指名打者でスタメン出場。第2打席後は雨のため1時間40分の中断を挟み、再開後に2点目のホームを踏んだ。今のところ4打数1安打。試合は10回裏メッツの攻撃で5-5の同点。大谷翔平はこれまで去年は6月を得意としてきた。今季は5月から早くも20試合でホームラン10本。自身月間最多の15発を超える勢いでホームランを量産。仮にこのペースで打ち続ければシーズンの55本塁打となりキャリアハイになる可能性があるという。ホームラン量産にはバレルゾーンとバレル率が重要。バレルゾーンは、最も長打になりやすい打球角度と打球速度の組み合わせ。バレル率は、バレルゾーンに飛んだ打球の割合のこと。今季の大谷翔平のバレル率は、今日の試合前次点で23.2%で、去年より1.7ポイント多い。さらにHRに欠かせない打球速度の指標ハードヒット率は、66.9%でメジャー全体の1位。HRになりやすいゾーンに誰よりも強い打球を打てているのでHRを量産できているということになるという。注目は、今年の平均スイング速度。昨季は76.3mph、今季は76.4mph。平均スイング速度は変わらないが強い打球が増えている。スクエアド・アップ率は、スイング速度をどれだけ効率よく打球速度に変換できたかを表す指標。去年は38.6%、今季は41.3%。7月のオールスター開けに二刀流復活が見込まれている。ブルペンでスライダーを投げるなど復帰へ向けて前進している。