およそ16万人が加入する全米映画俳優組合はAIシステムを手掛けるスタートアップ企業「Narrativ」と提携し、生成AIで複製した俳優の声を広告などで使用できるようにすると発表した。販売を希望する俳優は声の使用料金を自分で決めることができ広告主はサイトに掲載された俳優の実際の声をもとにAIが作成したさまざまなタイプの声を確認して広告使用の申し込みができる。また、俳優の権利を守るため広告主は事前に宣伝する商品やサービスを特定する必要がある他音声を使用する広告ごとに俳優から同意を得る必要がある。全米映画俳優組合・クラブトリー事務局長は「とても大きな一歩だ。プラットフォームに登録した画像や声、肖像の使用を管理する権利を放棄せず契約で保護することが重要」とコメント。