10月、メキシコシティー、新しい学校のリーダーズのライブに8000人ものファンが詰めかけていた。日本よりも先に海外で人気に火がつき、大ヒット曲「オトナブルー」はTikTokで33億回再生を記録した。ことしは北米、ヨーロッパ、アジア26年をまわるワールドツアーに挑んだ。新しい学校のリーダーズにはメンバーの衣装を真似したり日本語の歌詞を覚えるなど熱烈なファンが多い。テキサス州在住のある男性ファンはライブのチケットやグッズなどに年間100万円以上を使う。アーティストの推し活を楽しむファンが今、アメリカでも急増、‘スーパーファン”と呼ばれている。スーパーファンはファン同士の熱量の高い交流をSNS上で行い、コミュニケーションを広げていく。中でも今人気を集めているSNSがDiscordで、6億人が利用すると言われている。
新しい学校のリーダーズのプロデュースを手掛けるのが中川悠介。結成は2015年、大人数の女性アイドルグループが全盛の時代にセーラー服で激しく歌い踊る強烈な個性を打ち出した。中川は時代に迎合しない戦略で成功を手にしたプロデューサーだ。その象徴がきゃりーぱみゅぱみゅ。原宿で個性的なファッションをしていたきゃりーを見出し歌手デビューさせた。きゃりーを海外に売り出すため、中川はYouTubeにミュージックビデオをノーカットで公開した。当時、日本ではCDの売上が下がることを恐れ曲を無料で公開することは稀だった。すると、海外のトップアーティストが指示を表明。YouTubeを通し世界がカワイイ文化の魅力を発見し、きゃりーの真似をするファンも多く現れた。その中川が新たにプロデュースしたのが新しい学校のリーダーズ。だが、リーダーズはきゃりーほど順風満帆だったわけではなかった。デビュー直後はまだ自分達だけの個性と見つけられていなかった。
リーダーズは個性を磨くため、振付師には頼らずメンバーだけでダンスを考えた。結成から5年が経っても立てるステージは小さなライブハウスばかりだったが、その環境が他にはないパフォーマンスにつながった。こうして生まれたパフォーマンスをTikTokに投稿し続けた。すると2020年、リーダーズの動画を目にしたアメリカの音楽プロデューサーからロサンゼルスの音楽フェスに出演を依頼された。こうしてリーダーズは世界に踏み出した。10月、ロサンゼルス公演では全米No.1のマーチングバンドと共演し、和太鼓も組み合わせた。
新しい学校のリーダーズのプロデュースを手掛けるのが中川悠介。結成は2015年、大人数の女性アイドルグループが全盛の時代にセーラー服で激しく歌い踊る強烈な個性を打ち出した。中川は時代に迎合しない戦略で成功を手にしたプロデューサーだ。その象徴がきゃりーぱみゅぱみゅ。原宿で個性的なファッションをしていたきゃりーを見出し歌手デビューさせた。きゃりーを海外に売り出すため、中川はYouTubeにミュージックビデオをノーカットで公開した。当時、日本ではCDの売上が下がることを恐れ曲を無料で公開することは稀だった。すると、海外のトップアーティストが指示を表明。YouTubeを通し世界がカワイイ文化の魅力を発見し、きゃりーの真似をするファンも多く現れた。その中川が新たにプロデュースしたのが新しい学校のリーダーズ。だが、リーダーズはきゃりーほど順風満帆だったわけではなかった。デビュー直後はまだ自分達だけの個性と見つけられていなかった。
リーダーズは個性を磨くため、振付師には頼らずメンバーだけでダンスを考えた。結成から5年が経っても立てるステージは小さなライブハウスばかりだったが、その環境が他にはないパフォーマンスにつながった。こうして生まれたパフォーマンスをTikTokに投稿し続けた。すると2020年、リーダーズの動画を目にしたアメリカの音楽プロデューサーからロサンゼルスの音楽フェスに出演を依頼された。こうしてリーダーズは世界に踏み出した。10月、ロサンゼルス公演では全米No.1のマーチングバンドと共演し、和太鼓も組み合わせた。