中露首脳会談で、習近平国家主席・プーチン大統領は約40の文書に署名をした。ロシアから中国・北京へと天然ガスを運ぶ新たなガスパイプラインが議題にあがり、ペスコフ大統領府報道官は「ルートと建設方法は合意したが、まだ細かな点が残っている」と、価格面などの調整を示唆している。ロシアでは、制裁の影響で経済が低迷する中、輸入に占める中国製品の割合が約40%となっている。中国とロシアの能力の差が浮き彫りになったのは中国・ハルビンで開催された貿易展示会で、ロシアブースは飲食物が多く並んでいたのに対し、中国ブースはロボットが並んでいた。ロシアのトルトネフ副首相は「我々には蜂蜜とカニしかなく、友人たち(中国)はドローンやロボットを持っていたのを見て、正直言って少しがっかりした」などと述べたという。中国依存への警戒感か、ロシアは去年1月に、輸入車が対象となる大幅な増税を実施したが、国産車の販売も減少したという。武隈喜一さんは「ロシアは中国なしでは経済が成り立たないし、ウクライナ戦争もできない状況です。ロシアは自動車産業を守りたいのでしょうけど、中国車の方が圧倒的にハイテクなため、それは無理だと思います。今、イラン情勢によってアメリカやイギリスがロシアの石油を買う流れができそうですが、それがロシア経済を持ち直させるかというとできないと思います」などと話した。
