先月15日に開かれた野外音楽イベント「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025」。100組以上のアーティストが参加する国内最大級の音楽フェス。3年前に茨城県から千葉市の蘇我駅近くに会場が移り毎年開かれている。5日間で約30万人が訪れた。地元では今回、地域の人にもフェスを楽しんでもらう取り組みを行った。会場近くには過去に出演したアーティストのサインを展示したコーナーやフェスの公式ロゴと一緒に撮影できるフォトスポットが設けられた。またスタンプラリーも実施されここでしか買えないグッズの販売も行われた。地元には渋滞や騒音などのマイナスイメージを抱く人もおり、少しでも改善しようと地元有志の団体が作られた。取り組みの一つがフェスの運営の裏側を知ってもらう体験ツアー。ガイドを務めるのは地元の大学生たち。音漏れを抑えるスピーカーやフェス飯などを説明。また地元の子どもたちにフェスについて理解してもらう課外授業も実施した。地元ではフェスをきっかけに世代を超えて住民同士がつながることで更に地域を盛り上げていきたいと考えている。