木曜日、アメリカとロシアの間に残る唯一の核軍縮条約、新STARTが期限切れを向かえ失効。新STARTは2010年に調印され、世界の核兵器の大半を保有する両国が戦略核弾頭の配備数を1550発以下にする事などを義務つけたもの。ロシア側は3年前、ウクライナ情勢を踏まえ一方的に新STARTの履行停止を表明したが去年9月に延長を打診。今回の失効を受けて大統領報道官が「遺憾の意」を表明。一方アメリカ側はトランプ大統領が核戦力を急拡大させる中国を念頭に「新STARTを延長するのではなく、核の専門家を集めてより良い現代的な持続性のある条約を新たに結ぶべきだ」とSNSに投稿。中国は交渉に応じない構え。アメリカメディア「アクシオス」はアメリカとロシアが6ヵ月間の暫定措置として、法的拘束力を持たない形で条約を順守する方向で協議を進めていると報じた。合意には至っていないという。佐藤官房長官が遺憾だとした上で米露や中国を含む、関係国をしっかり巻き込んだ軍備管理、軍縮の取り組みが重要だとコメント。ピースボート共同代表・畠山澄子さんは「力による支配に戻ろうとしている。物理的な暴力を使うことであり、人の命を奪ったり、土地や文化を奪うこと。人が死なないためには法律が必要」とスタジオコメント。加藤登紀子さんは「強いブレーキをかける方法を見つけないといけない」とスタジオコメント。
