アメリカ大統領選挙に向けて行われた民主党の党大会ではミシェル氏がハリス氏が党の代表になったことを希望が戻ってくるなどと表現した。オバマ元大統領はかつて自身が大統領選挙で掲げたキャッチフレーズのYes We Canになぞらえ”Yes She Can”などと話した。大会では集まった代議員がハリス氏の大統領候補に指名することを改めて確認し結束を誓った。激戦州で演説を行ったトランプ前大統領はメディアの取材に対し、大統領に就任した場合無所属での立候補を表明しているロバート・ケネディ・ジュニア氏が選挙戦から撤退すれば自身が返り咲いた場合要職への起用を検討する考えを示した。ケネディ氏はもともとトランプ氏とバイデン氏のどちらも指示したくない有権者の受け皿となっているとされていた。ハリス氏が候補となってからはトランプ氏からより多くの票を奪うという見方も出ていて、トランプ氏としては各種世論調査の平均で約5%の支持を得ているケネディ氏の票を取り込む狙いがあるとみられている。ケネディ氏の副大統領候補のシャナハン氏はケネディ氏が選挙戦から撤退しトランプ氏を支持する可能性があると示唆している。ケネディ氏自身も同日、自身のSNSで「どの政党のリーダーとも喜んで話し合うつもりだ」などと投稿している。19日には実業家のイーロン・マスク氏を閣僚などの要職へ起用することを検討する考えを示したトランプ氏。連日に渡って人事案を示した。民主党党大会3日目は副大統領候補のウォルズ氏が演説予定。