アメリカの投資ファンド・ベインキャピタルは、セブン&アイからイトーヨーカ堂、ロフト、赤ちゃん本舗などコンビニ以外の事業を束ねる会社「ヨークホールディングス」を買収することを決めた。ベインキャピタルの杉本勇次日本代表が、NHKのインタビューに応じた。買収の理由について「イトーヨーカ堂は非常に良い立地を特に首都圏で持っていることを高く評価した」とした上で、「業績の低迷は、思い切った投資ができなかったためだ」として、ファンドが主導してIT分野に集中的に投資するなどして立て直しを進める考えを示した。今後について「われわれとしてはヨークホールディングス全体でのシナジーを最大化して、上場にもっていくというところを目指しているので、どこかのブランドを切り売りするということは全く考えていない」と述べて、3年後の2028年の上場を目指す方針を明らかにした。ベインキャピタルはこれまで、大手レストランチェーンのすかいらーくなど、多くの日本企業の立て直しを手がけてきた。今回も再建を果たせるのか、手腕が問われることになる。