現役引退を発表した競泳・入江陵介がきのう引退会見を行った。100m・200m背泳ぎ日本記録を持ち、日本競泳界最多タイの五輪4大会連続出場を果たした。2012年のロンドン五輪では3種目でメダル獲得。入江さんは「よく覚えているのはロンドン五輪の400mメドレーリレー」などと語った。先月パリ五輪選考会で5大会連続出場に挑戦したが、派遣標準記録に届かず引退を決意した。入江さんは会見で「水泳がないのがうれしい気持ちもあるがさみしい気持ちもある」と涙ぐんだ。会見の最後にはサプライズで北島康介さんが登場した。会見後のインタビューで入江さんは「ハッピーなときは一緒にうれしさを共有できて悲しいときは寄り添ってくれる。そういった人間関係を作ってほしいと後輩たちに思います」「子供の頃の夢はアナウンサー」「スポーツ界を盛り上げていける存在になれたらうれしい」などと話した。